私は、常々施設への入居には否定的な立場です。
なぜって、勿論費用面での大変さもありますが、本当に施設に入って、幸せなの、家族も本当にそれで納得しているの?
私はいつも、思います。
勿論、認知が進んで、手に負えなくなった方の家族からすれば、何いってんだか、と言われるかもしれません。
でも、施設入所は、あまりに人の生き方を合理的に、終末に向けて進めているようで、私は、いやです。
私が、病気したときも、そして貧乏な時も、私には何も言わず、懸命に育っててくれた人に、多くの場合20平米ぐらいの個室で、これから死ぬまでそこで生活させることは、できません。
いくら介護士が、志があっても、本当に寄り添った介護ができるかは、いつも否定的です。だって、ぶちゃけた話、ウンコの世話までするようになるんですよ。その相手に、尊敬の念で接することができるかなあ。
やはり、施設入所は、私にはダメですね。
自分の仕事が、ダメになってまでは、面倒見れない、それなら金銭的な方法で解決ということになりますが、私は、工夫を重ねることで、乗り切れると思っています。
そして、日々、家族と暮らし、ともに喜び,泣き、苦しむのが、家族なんではと思いますが。
でも、私の考えは、おそらく、少数派でしょう、でも、いいんです。
在宅介護で、がんばっていきます、逃げません。