政治家の皆さんは、よく介護離職者をゼロにすることを話されます。
そして、そのためには職場での理解を図り、介護している方の意思をできるだけ尊重して、というけれど、まだまだ冷たい目で見る同僚が多いのが現状でしょう。
そして、結局は介護施設に入居してもらうことで、ひとまず解決を図るのが、一般的ですよね。
でも、介護士のなりてだって、無尽蔵にあるわけではなく、いつかは一人の介護士で高齢者を6人も7人もみるようなことになるときが、必ず来ます。
まともな介護を受けられないところに、親を預けていいのですか。
私は、在宅介護に早く舵を切り、そのサポートのための仕組みづくりをもっともっと積極的にしてもらいたい。
今は、在宅介護者の自己犠牲の上で、成り立っている部分が多いです。
小さいころから育ててもらった親を、今度は自分が世話するのは当たり前の社会になってもらいたい。
そのための仕組みづくりを、できる政治家はいないのかなあ?
自分の仕事が忙しいから、親を施設にという考えには、私は組しない。
親の世話はしようよ。